66. せめて人間魚雷でなくて、ほんの少しだけ救われました

3月26日に発生した 韓国海軍哨戒艦沈没事件では、当初、北朝鮮の人間魚雷による攻撃

かもしれないといった情報が流れており、そのニュース に触れた時、犠牲になった韓国海軍

の兵士とともに、もしかしたら魚雷に搭乗していたかもしれない北朝鮮の兵士にも同じような

心の痛みを覚えました。韓国の犠牲になった方々の関係者やご家族にとっては憎き相手に

違いありませんが、同じ民族である北朝鮮の兵士も、誤った指導者が支配する国に生まれ

洗脳された本当は善良な市民だったはずです。

哨戒艦天安が真二つに破壊されたニュースに、数キロ先から発射される魚雷が正確に命中

するなど考えられなかったので余計に人間魚雷説が有力に思えたのですが、結果はさかんに

報道されている通り、長さ7メートル超え・爆薬量が250キロもの重魚雷 「CHT-02D」 が

命中しなかったものの近くで爆発して起きた、強力な水流(バブルジェット)によるものでした。

物的証拠が多数揃っており、韓国のみならず国際合同調査団が厳正に調査した結果には

冷静に考えて疑う余地は無いにも関わらず 「やっていない」 「でっち上げた」 「戦争だ」

と声を荒げる北朝鮮には、怒りより哀れみを覚えます。

繰り返しになりますが憎むべきは指導者だけですから、これ以上、双方で人が命を落とす

ことが絶対無いように、平和的な解決を最後の最後まで模索して頂きたいと切に願います。

少し気の休まるニュースとしては、韓国の専門家によると、北朝鮮が戦争を強調して相手を

極端な言葉で非難や脅迫する時は、「逆に戦争を恐れ守勢に回っている時」 との分析が

一般的だそうです。たちの悪い子どもじみた行為も、長く続けていれば麻痺して自分の中で

正しいことにすりに替わってしまうのか、悪いこととわかっていて後戻り出来ないのか、

凡人には、いずれなのか判断がつきません。


ところで人間魚雷に関して特別に印象に残る映画のワンシーンがあります。

全体的な作品の出来栄えには何ともコメントし難いものがありましたが、このシーンだけで

「観る価値あり」 と思った場面では、どんな特攻兵器よりも恐ろしい 「閉塞感」 を擬似体験

したかのようでした。二度とこのような愚行が繰り返されないことを…


回天搭乗員 佐久間安吉の特攻シーン
日本映画 「出口のない海」より 
脇役である人間魚雷 回天 搭乗員 佐久間安吉の特攻シーンを演じる 柏原収史 の妙絶な演技
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