60. ロマンだけでは限界がある

歴史小説が大好きです。

好みの時代の、好みの登場人物の活躍を、好みの作家が書いている作品ばかり読んでは

「すごく面白い!」 「歴史は壮大なロマン!」などと、暢気に楽しんできました。

でも自分なりの 「人生の目的」 に気づいてからは(勝手に思い込んでからは)、出来る限り

朝鮮半島に関する知識を深めたいと思い、以前と傾向が異なる本も読むようになりました。

新しい本を手にすると 「この本が、これまで出逢った本の中の最高傑作に違いない」 と、

ワクワクした気持ちでページをめくることが出来るのは、内容以前に 「活字を読むこと」

自体が好きだからかもしれません。


そんな私ですが、先日気の重い作品に出逢いました。

当初ここで紹介したいと思っていましたが、実際は、表紙やタイトルや前評判などから

予想もつかない内容に戸惑いを隠せず、今の私にはコメントする権利も能力も無いと

無力感を抱くだけとなってしまいました。

それでも読んだことで貴重な学びはあったと、薦めてくださった方には感謝しています。

貴重な学びとは 「その一冊の本だけで、その作者を判断しないことが重要」 ということ、

人にはさまざまな側面があることを、今更ながら気づかされました。

自分にとって都合の良い面だけを見せてくれる人が良い人とは限らないのと同じで、

自分にとって都合が悪いことが、正しいかもしれないのです。


韓国映画 「クロッシング」 に主演したチャ・インピョさんの演技、作品に対する考え方

を述べる彼の全てに共感した私でしたが、彼の著書 「さよなら、丘」 では、別の測面を

垣間見ました。だからと言って、「クロッシング」 が色褪せることは決してありません。

揺るぎなく良いと感じた作品を愛することで、いずれは別の側面も、自分の中で解決

出来るかもしれないと思っています。


ところで、私の背中を押してくれるきっかけになった韓国映画 「タイフーン」 に主演した

俳優イ・ジョンジェさんの新作映画 「下女」 が明日から韓国で封切られ、今日は公開直前

試写会がソウルで大々的に行われます。日本からも私の仲間が試写会に向っていますので

無事に開催されること、そして映画の成功を陰ながら祈っております。


「下女」ポスター
「下女」ポスター
関連記事
プロフィール
カテゴリ
管理人へのメールはこちら

初めての方は、送信される前に
カテゴリ「メールの返信について」を
ご一読くださいますようお願いします。


e-mail


メールは公開されません。

CalendArchive
CASIO-Calendar
QRコード
QR
template
・template サブカルシート HiRo
・background-image kaze-sora.com
・header-image JJGallery
リンク