406. 言葉さえも要らない時がある

西湖の春 月點波心一顆珠 の つづき です。

今回の 「第18回 全日中展・東京国際美術大展」 では 東京蘭亭百周年記念として 

書聖 王義之の第49代目子孫にあたる 王梅慶先生が来日され、 27日には「特別講演」 が

開催されたと事前に聞いていました。正直なところ興味本位で有名な 王義之 の子孫に私も

お逢いしてみたいとは思いましたが、既に講演が終わった2日後では遅きに失した感があり

まさかご本人が突然目の前に現れるとは期待も想像もしていませんでした…


レセプションパーティで同じテーブルだった 早苗さん を覚えていてくださった王梅慶先生、

私は早苗さんから紹介を受けました。片言の中国語も出来ずお互い全く言葉が通じないのに

懐かしい方と再会したような錯覚をおこすほど自然に逢えた喜びを全身で表せたようです。

それに対し先生も同様に穏やかで自然に応じてくださり、両国間の難しい問題も言葉の壁も

さっと取り払われて共鳴し合えたような、これぞ草の根交流の原点だと思える瞬間でした。


2013080401.jpg
王梅慶先生の作品


書道に限らず全ての芸術作品の良し悪しを判断する基準は、良い波動が感じられるか否か

魂が込められているか否かに尽きるという持論を持っている私は、書道の知識が皆無でも

もし王梅慶先生に 「書聖 王義之の第49代目子孫」 という肩書きが無かったとしても、

作品に共感出来るので幸せです。それは当然 早苗さん の作品に対しても言えることであり

微力でも応援を続けていきたいと思う所以なのです。


王梅慶先生と
王梅慶先生と早苗さん


尚、4月27日の特別講演会の様子は、こちら をご覧ください。

又、以下は 中国のサイトで見つけた 嵊州旅行記 からお借りした画像です。

浙江省紹興市嵊州市 公文書保存館 王義之 家系記録帳 表紙
浙江省紹興市嵊州市 公文書保存館 と 王義之 家系記録帳 表紙
家系記録帳と王梅慶先生 王義之 家系記録帳
王義之 家系記録帳 と 王梅慶先生


幸せな気分で東京都美術館を後にした早苗さんと私には更なる幸せが待っていました。


上野公園を抜けてアメ横方面に向う途中、反対方向から一眼レフカメラを首に下げた長髪の男性が

にこやかに歩いて来たと思う間もなく、早苗さんと再会を喜び合っているではありませんか!

今回の「第18回 全日中展・東京国際美術大展」に絵画を出展された、中国 西南大学教授で

油画技法研究がご専門の 馬一丹 先生だそうで、力強い独特のタッチで人間の内面を鋭く描いた

作品は、栄えある美術展での受賞も多いとのことです。

でも全くのような素振りを見せることなく、私にさえ気さくに接してくださいました。


日頃から朝鮮半島ばかりに目を向けがちですが、中国との友好も非常に重要であり、

日中韓3国が歴史的・地理的因果を乗り越えて手を携えることが出来たなら…

そんな気持ちが芽生えた記念すべき1日でした。
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