362. 楽しい舞台でした! 「舞天(ムチョン) 祝祭の大地」

12月14日(金)18:30~ 東京赤坂 草月会館内 草月ホールにて開催された

韓国文化財保護財団 主催 「舞天 祝祭の大地」 に行ってきました。


〈舞天〉古代、神に祈りを捧げていた祝祭を公演名とし、踊りの八幕を開く。
‘清・壮・激・流・静・重・動・深’、人間の身体で描く絶対の時間だ。


清浄無垢 趙寿玉のサルプリ舞
一代壮観 李潤石のトッペギ舞
華麗な激 金雲泰のチェサン小鼓舞
師走の流星群 演戯団 八山大のパンクッ
静寂の趣 金貞淑のチン舞
無限の重 李貞姫のトサルプリ舞
浄の拍動 卞仁子の長鼓舞
生涯の深淵 金順子の太平舞


事前に送られてきたパンフレットにあった上記のキャッチコピーに想像力をかきたてられ、

あれこれ思いを巡らせながら迎えた当日、実際は想像もしなかった 「楽しさ」 が前面

に出た舞台を文字通り楽しんで来ました。これまで鑑賞した韓国伝統舞踊の舞台では、

魂が揺さぶられる重厚な感動を味わってきましたが、それは 「楽しい」 という感覚では

なかったように思います。どうして今回楽しい舞台だったのか私なりに考えてみると…


○企画・演出した 「韓国文化の家」の芸術監督 陳玉燮氏が進行役も担当し、
 不慣れな日本語にもかかわらずユーモアに溢れ楽しかった。

○「清・壮・激・流・静・重・動・深」 八幕、異なったそれぞれの特色を楽しめた。
 中でも演戯団 八山台(徐恩淑・裵智元・張保美・鄭善姫・白恩稀・李淞・黃麗娜
 ・朴寶瑟・尹美晶・姜ビョル・崔時榮・柳佳琵・鄭恩恵・李圭鎬・朴根源・朴所願

 (敬称略)の 「パンクッ」 では空中で回転を繰り返す連続技等が舞台いっぱいに
 披露され、ほとんどが女性(小学生含む)で構成されていることに新鮮な驚きがあった。
 以前、韓国の民族村でよく似た 「農楽ノリ」 を男性だけの構成で観たことが
 あったので屋外で行う男性専門の舞だと思っていた。
 又、クルクル回る帽子に付いたリボンが客席にも届きそうな長さで可愛らしかった。
 
○音楽と歌が全て生の演奏で格調が高く迫力があった。メンバーは以下の通り。
 音楽監督&口音の名人鄭英晩、テグム元完哲、アジェン尹徐京、ピリ鄭晳鎭 
 へグム元椰瓊、長鼓柳印相、ケンガリ朴鐘訓、京畿民謡姜孝周、カヤグム徐恩淑
 ソンアリ舞踊団(舞踊 柳京華・高賢姫・洪一順、バラ柳絢子、チン関口範章(敬称略)

○金順子先生の太平舞を初めて生演奏で鑑賞出来たことにより、複雑な動きと
 リズムの素晴らしさが、いつもにも増して際立っているように感じられ、
 特別な舞であるとあらためて気づいた。

○「清・壮・激・流・静・重・動・深」 の披露が終わった後、いよいよ古代の祝祭
 〈舞天〉のように皆がひとつになる宴が始まり、全ての出演者と一部の観客も舞台に
 上がって一体化して踊り、~祝祭の大地~ が完成するという粋な構成になっていた。
 最前列中央に座っていた私は出演者(琴龍淑 さん)の手招きを最初は申し訳なくも
 躊躇してしまったが、結局恥ずかしながら舞台にあがり… 
 踊りとは程遠い状態ではあったが皆に合わせて動き回って楽しんだ。


韓国伝統舞踊の楽しさを実感し、ますます嵌ってしまいそうな今年最後の公演でした。

来年以降も多く鑑賞機会があることを期待しています。
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