35. 電池を外すと動くカメラ

カメラといえばデジタルカメラが一般的となりましたが、私はフィルムカメラに愛着があって

購入は出遅れてしまいました。でも、出遅れるのも悪いことばかりではないと思ったのは、

デジタルカメラを使っている身近な人から、いろいろな感想を聴くことが出来て長所や弱点

が良くわかったからです。その中で面白いことに気づきました。長所は 「好みの問題だ」 と

思えるくらい千差万別なのに対して、弱点は一同に 「電池がすぐなくなる」 だったのです。

水中撮影では当然電池交換は不可能なので、なくなった時点で終わりですし、通常の撮影

でも外出先で電池がなくなったら予備を持っていない限り、充電しなければ使えなくなり、

充電式電池は、一般的な単三電池などと違って、コンビニで気軽に買うことも出来ません。

以上のような感想を総合して出遅れた私が2005年、最初に買ったデジタルカメラは、

RICOH Caplio GX8 でした。当時、他にも選択肢はあったかもしれませんが、とにかく

他の性能はさておいて 「電池がなくなって困ることがないカメラ」 に大満足しました。


この時は滑稽なくらい電池にこだわった私ですが、本当は電池などなくても動く機械制御

のカメラが大好きです。 「好き」 と 「良い写真が撮れる」 は別次元の問題で、メカニズム

を良く理解して使いこなせれば素晴らしい写真が撮れる名機と呼ばれるカメラであっても、

使い手次第では、ただの機械の塊と化します。大雑把な私は、何かを新しく購入した時に

説明書を読む習慣がなく適当に使い始めてしまうので、その傾向が顕著でした。
 

1981年に発売された Canon New F-1 で、子どもの運動会の晴れ姿を撮っている最中

突然、電池がなくなって動かなくなり焦っていると、どこからか声が聞こえて来ました。

「電池を外すと動きますよ!」 振り返ってお礼を言う暇もなく夢中で電池を外して…

このカメラは電池がセットされていると「電子制御」、されていないと「機械制御」に

切り替わる素晴らしい性能を有していたことを、その時、初めて知りました(笑)


以来、私は何かピンチに遭遇した時、逆転の発想で乗り切った経験が度々あって、必ず、

Canon New F-1のリチウム電池をカメラから取り出してシャッターを切り続けた自分の姿

を苦々しくも微笑ましく思い浮かべ、カメラから学んだことの大きさに感謝し続けています。


Lovely 23 from AI
AIさんの 「Lee-Jung Jae Lovely photograph」 シリーズ Lovely 23
「ライカに似ているけれど違う」 と気になっていたカメラ、会社の営業の方がご存知でした!

カメラ : ZORKI 3M(ゾルキー3M) 
フレームサイズ : 24X36mm
シャッタースピード : 1sec~1/1000 10段階 & "B"
レンズ : Jupiter-8 (2/50mm)
製造年 : 1954-1955年
メーカー: ロシア KMZ (クラスノゴルスク)
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