316. 魂を眠りから呼び覚ます・繰り広げられる伝統の世界 味・粋・興

7月6日(金)19:00~ 駐日韓国大使館 韓国文化院 ハンマダンホール にて開催された

2012年定期公演シリーズ Part5 金順子(キム・スンジャ)韓舞楽芸術団 (韓国舞踊)

『魂を眠りから呼び覚ます・繰り広げられる伝統の世界 味・粋・興』 に行ってきました。

昨年秋、同ホールで崔承喜生誕100周年記念関連イベントが開催され、金順子韓舞楽芸術団

の韓国舞踊と伝統芸術を初めて鑑賞してからというもの、金順子先生のお人柄と韓国舞踊に

すっかり魅了され、いつも新たな公演を心待ちにする日々を送っています。


演目紹介
・舞山香(ムサンヒャン)・牙拍舞(アバッム)
・太平舞(テピョンム)
・南原山城(ナムウォンサンソン)・城主プリ(ソンヂュプリ)舞
・僧舞(スンム)
・鳳山仮面劇(ポンサンタルチュム)
・散調舞(サンヂョチュム)
・七面太鼓舞(ソルプクチュム)・フィナーレ



演目の詳細については、もし興味があれば 金順子韓舞楽芸術団 HP をご覧いただくとして

今回はイベントタイトルの 『魂を眠りから呼び覚ます・繰り広げられる伝統の世界 味・粋・興』

についてと、初見の 「僧舞」 に関して少し書いてみようと思います。


魂という言葉があちらこちらに氾濫しています。「魂をこめる」 「魂の叫び」 「魂の歌」 etc.  

けれども本質的な意味は曖昧な要素が多く含まれており、受けとめられ方は千差万別です。

どんなふうに捉えるかは個人の自由ですから、私の考える 「人間の本質はあくまでも魂である」 

「肉体は借り物である」 「肉体は滅びても魂は永遠である」 が、受け入れられる内容では

ないとしても、金順子先生の 「美しく、格調高く、素晴らしい」 韓国舞踊を十分に堪能し

元気になれたと感じる方は多数いらっしゃることでしょう。

けれども、それだけでは長年に渡り多くの人々と魅了し続けることは出来ないはずです。

何回か鑑賞すればもう十分だと感じ、違う何かを求めてあれこれ模索を始めてしまうでしょう。


でも、現実は 「待っている人」 が大勢いるのです。


ですから私と同様に自分では気づかないかもしれませんが、五感のいずれかが何らかの

理由で発達し、一般的には見えないとされているものが見えたり、聞こえたり、感じたり、

自然な形で受信可能になった方が相当数いらっしゃるのではないかと思うようになりました。 

それは表面的な 「癒し」 とか 「鼓舞」 ではなく、当事者にしかわからない 「内面的な本質」

を刺激する力だと確信しています。

私自身の感覚では、金順子先生の高貴で純粋なオーラ (霊的エネルギー) が韓国舞踊や

伝統楽器を通して発現し、金順子韓舞楽芸術団 全体を覆い包み込んで素晴らしい作品となり

鑑賞する人々の魂を眠りから呼び覚ます… そのように受けとめています。

このことは以前から度々書いているように、決して特定の宗教や思想によるものではなく

私が心の目で見た私自身の真実ですから受け入れられない内容でしたらスルーしてください。


次は 「僧舞」 と「興」 について触れます。

僧舞は袖が長い白い衣装に頭巾を被り赤い袈裟を肩にかける特徴的な姿で踊る仏教的要素

が強い民俗舞踊で、体系的な構成と長い袖を振り下ろすなど独特な動作に多様性があります。

僧侶が煩悩 (身心の苦しみ、肉体や心の欲望、怒り、執着など) に囚われているような

場面から始まり次第に涅槃の境地に入って行くプロセスが神秘的に表現されています。

韓国(朝鮮)の特徴的な文化である 「恨(はん)」は、単なる恨みではなく、痛恨や悲哀など

さまざまな要素が絡まりあった複合的な悲しみを表し、また相手に対する思いばかりでなく

自分自身の心の状態を示すものだと理解していますが、 「興」 は、「恨」 とは対極にある

喜びや感動を意味しているように感じました。

後半の力強い太鼓の音は 「興」 の象徴として「恨」 から 「興」 へと導きます。

魂の変化を見事に表現した 「僧舞」 は一見の価値ありです!


人間ひとり分の 「恨」 が 「興」 へと変化し昇華して行くことはとても些細な出来事ですが

非常に重要な一歩です。それが家庭、地域、国家、ひいては地球全体へと波及して行けば…

「全てを赦し合って手を取り合う」 そのようなイメージが浮かんでは消え、また浮かびます。


ところで以前から 「パワースポット巡り」 が広い世代で流行しているとよく耳にします。

それ自体は確かに悪いことではありませんが、私欲だけを満たそうとする人が大勢殺到して

汚され 「悪いパワースポット」 になってしまった場所が多々あります。良いエネルギーを

受け取る手段として、素晴らしい韓国舞踊の鑑賞を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
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