280. 「マイウェイ 12,000キロの真実」 現在の心境

1月は明けても暮れても寝ても覚めても 「マイウェイ 12,000キロの真実」 一色の熱い日々を

送って、これから寒さの峠を向える2月に入ってもまだまだこの状態が続きそうです。


実は2度目の鑑賞が終った時点でこの作品は私にとっての最高傑作だと確信しました。


安易に広く多くの人に受け入れられる内容ではなく、真実(しんじつ)と事実(じじつ)の違いを

理解していなければ真の感動を得ることは出来ないかもしれない格調の高さがあり、観る度に

新たな学びと気づきがあり、魂を鼓舞する多くのメッセージが伝わり爽快感で満たされます。

波長を高く維持しつつも現時点で冷静にこの作品を語ることは困難ですし、今後も新たな感動

や発見があると思うので飽きるまで観てから細かい部分を検証してみたいと思っています。


私にとって、キム・ジュンシク(チャン・ドンゴン)の人生は 「理想的な生き方の極み」 であり

長谷川辰雄(オダギリジョー)の人生は 「現実的に最良の選択をした生き方の手本」 です。



私は2代前の過去生の影響?で、機械的動力装置全般に対する拘りや執着が捨てられず

「マイウェイ 12,000キロの真実」 のような作品では戦車や戦闘機など、どうでもいいと思う人に

とっては本当にどうでもいいモノが気になって仕方ない傾向が強く、それで昨年12月14日には

恥ずかしげもなく、「ノルマンディーのシーンにはドイツ重戦車 ティーガーI が登場することを

密かに期待しています」 などと、ジュンシクと辰雄が SS第101重戦車大隊にでも所属する

かのような、とんでもない妄想をしてノー天気なことを書いた次第です。

そもそも ティーガーI はノルマンディー上陸作戦の初日1944年6月6日には登場する筈もなく

ジュンシクと辰雄がノルマンディーでドイツ軍として戦うと言っても、上陸地点となった海岸は

5ヶ所 (西から順に ユタ・オマハ・ゴールド・ジュノー・ソード) あったので、ラトビア共和国に

良く似た海岸を見つけてロケを敢行したとは聞いていたものの、ノルマンディーのどの海岸を

想定しているのかはその時点で不明でした。


実際の物語は6月6日で一旦終わり、2人がいたのはたぶんユタ海岸、港があるシェルブール

までは直線距離だと40キロくらい? マラソン選手の2人なら十分に走って行ける距離でした…



ドイツ軍は最後の最後まで連合軍の上陸は ノルマンディー ではなく、パ・ド・カレー の可能性

を捨てられませんでしたが、そこには大きな港が近くに無いという致命的な欠点があったので

結局 パ・ド・カレー に部隊を移動させようとした当日、攻撃が開始されてしまいました。

ジュンシクと辰雄が、トーチカ (鉄筋コンクリート製の防御陣地) から MG42 グロスフス

(ドイツ機関銃) をドイツ軍将校に強要されて弾丸を装填し連射するシーンは必見です。

それは オダキリジョー が MG42 を扱うから珍しいとかではなくて、最初は 「皇軍、皇軍」 と

連呼して士気高々だった辰雄が、ジュンシクを京城に帰らせたい一心で、こんなことをしている

場合ではないと嫌々撃っている演技があまりに気高く上手だったからです。

空には B26 (米国戦闘機)、海岸には無数の LCVP(米国製上陸艇)、その1つには 「PA33-4」

と船番が見え、現在ユタ海岸の UTAH BEACH MUSEUM に展示されている番号と一致します。

その後方では ネバダ 級らしき戦艦(米国海軍戦艦) が砲撃…

でもそれらの全ては私の中で一瞬にして 「どうでもいいモノ」 に変わり果て、私のこの人生で

捨ててしまいたくても捨てられなかった拘りや執着を捨て去ることが出来ました。


こんなモノは全てこの世から無くなってしまえばいい…


それほど2人の生き方が強烈に私の魂を揺さぶったのです。

常に根底にあるものは 「魂は永遠に不滅である」 という真実であり、人は誰でもこの世に生を

受ける以前に自ら決めた目標を達成させようと意気込んで生まれて来るけれど、大多数の人は

記憶が消えて道を見失います。私は道半ばにして思い出すことが出来て良かったといつも感謝

している半面、随分難しい目標を掲げてしまったものだと嫌気が差すことも度々ありました。

特有の拘りを捨て身軽になった私が今後些細なことで弱い気持ちに支配されそうになったら

「ジュンシクと辰雄を思い出して気持ちを高め立ちはだかる壁を乗り越えよう!」 と、

明るい希望が湧いてきて、それがどんどん大きくなっています。

現在、捨ててしまいたいけれど、どうしても捨てられない何かがあって、モヤモヤした

苦しい日々を送っている人には、特にぜひ観てほしい作品です。
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