256. 韓国ドラマ 「赤と黒 (悪い男) 」 最終回に登場した拳銃は?

たぶん ブラジル製 トーラス リボルバー M80 (Brazilian Taurus Revolvers M80)です。

(地元では 「トーラス」 ではなく 「タウルス」 と発音されているらしく意味は牡牛)


評判の韓国ドラマ 「赤と黒 (悪い男) 」を視聴しました。ネタバレ注意!!

ドラマ視聴は多くの時間を要するので余程のインパクトが無いとなかなか観ようという

気持ちにはなりませんが、今回は私が最も傾倒している 「魔王」 がとても良かったと

おっしゃる方のブログに 「赤と黒 (悪い男) 」 を薦める記事があったので、それなら

きっと同系統だろうと期待して観ることになりました。

復讐をテーマにした作品の醍醐味は、その過程に関係なく結末に 「赦し」 があるのか?

又、どのように描かれているのか? という興味に尽きます。


美しい人を愛することは簡単です。

心優しい人に感謝することも簡単です。

目を伏せたくなるような醜い容姿の人を愛することは少し難しいです。

嫌味ばかり言う人に感謝することも少し難しいです。

最愛の家族を死に追いやった相手を赦すことは非常に難しいはずです。

憎み続けた相手を死に追いやった自分を赦すことも非常に難しいはずです。



「それでも最後に相手と自分を赦したか否か?」 これが作品の完成度を計る目安だと

はっきりと言い切れる理由は、人間の本質に係る問題として宗教を超越した神的存在が、

人間1人1人に内在していることを自身の五感によって気付いているからです。

全ての人間に神的存在が内在しているということは、全ての行いがその存在によって

正確に記録され消えることなく保存されていると言い換えられます。

犯した罪は被害者がたとえ赦したとしても必ず裁かれ償わなければならないものです。

被害者が加害者をいつまでも恨み続ければ、そのネガティブな思いが自身にも向けられ

傷つけ始めます。相手に傷つけられたうえ自分で自分を傷つけて二重の重傷を負うよりも

綺麗さっぱり赦して身軽になり真の幸福を手に入れる方が賢明な選択です。

全てを赦して加害者に内在する神的存在に裁きを委ねるだけで良いのです。


他の追随を許さない高い完成度の韓国ドラマ 「魔王」 は、全ての登場人物の愛によって

2人の主人公が理想的な結末を向えるに至りました。

それに対して 「赤と黒 (悪い男) 」 はどうだったのでしょう…


当初20話の予定で昨年5月26日にスタートしたこの作品は、主役 キム・ナムギル

が7月15日より入隊することに決まり、17話に縮小を余儀なくされたと聞きました。

同年の 3月26日には北朝鮮の攻撃による 韓国海軍哨戒艦 「天安」 撃沈事件

発生し、 「入隊の延期」 などは 「士気が下がる」 という理由で許されなかったの

かもしれないと想像し、韓国が抱える困難な状況を悲しく思いました。

それでもテンポの良さ、キム・ナムギルは勿論のこと、キム・ジェウク、オ・ヨンスらの

好演により最後まで夢中になって鑑賞出来ました。これまでキム・ジェウクを知らずにおり

初めてお目にかかったので、日本語を話すシーンでは 「どうしてこの人が日本語を話す時

だけ吹替えに切り替わるの?」 と、変な疑問を持つほどの上手さに驚いたこともありました。


理想的な結末には至らなかったけれど、「赤と黒(悪い男)」 は質の良い作品だと思います。

12話でベテラン刑事クァク班長(キム・ウンス)が、ゴヌク (キム・ナムギル) に語るセリフ

「20年警察にいて悟ったことです。誰かにぶつけた怒りは必ず自分に戻ってくるんです。

だから、忘れて、そして許してあげなさい。」
により制作者の良心がはっきりと伺えました。

そして17話 最終回、トーラス リボルバー M80 でノーサイドに…


キム・ナムギル&トーラス リボルバー M80
キム・ナムギル&トーラス リボルバー M80


初めは、スミス&ウェッソン(S&W) M36 にも コルト・ディテクティブ・スペシャル

(Colt Detective Special) にも見えましたが、トーラス リボルバー M80 で間違いない

と思います。小型で装弾数が少なく非常に短い銃身から推測して相手と戦う目的ではなく

自ら命を絶つためにのみ用意されたものでしょう。

救われた気持ちになれる所以は、ゴヌクが自殺を思いとどまり撃たれて七転八倒しながらも

自身の足で最期に相応しい場所まで歩いて向ったことです。

これによって彼の犯した罪は軽減され最悪の事態を回避し、あちらで冷静に自分の行為を

振り返って反省していると思います。 「クァク班長の言った通りだった」 と。


重い肉体の塊に阻まれて鈍くなっている五感が研ぎ澄まされ真実を垣間見るチャンスは

誰にでも与えられており、刑事クァク班長にように日常の経験により気づく人もいれば、

病気等の苦しい体験の他、書籍やドラマや映画等からヒントが得られる場合もあります。

余計なものを多く抱え込んでいると五感は鈍りチャンスは激減してしまうので日頃から

ストレスを貯めず、憎しみを捨て、愛と感謝に満ちた生活を送ることを心がければ、

新たな価値観による幸せは誰もが手の届くところに存在するものです。


*私の拳銃への興味は、機械制御のカメラや時計と同様に作品として鑑賞したい
  だけの対象であり、決してそれ以外の危険な目的を肯定するものではありません。
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