249. 「濡らして伸ばしてふわっとちぎる」 韓紙工芸(ハンジコンイェ)の妙味

10月8日(土)韓国文化勉強会 講師 コ・ミンジュン先生

韓紙といえば、韓国内の生産地として有名な全州 (チョンジュ) や 原州 (ウォンジュ) で

作品のコンクールが毎年開催されるとのニュースを見たことがあり、韓紙で作られた豪華

なドレスが印象に残っていました。 破れないのだろうか? 着心地は悪くないのだろうか?

そんな疑問を頭の片隅に置いた状態で参加した今回の 「韓紙工芸 キーホルダー作り」 は

体験を通して韓紙の優れた特性を知る絶好の機会であったと思います。

事前に少し調べて 「韓紙は和紙と同様に楮(こうぞ)が原料、漉 (す) き方の違いで

双方の風合いは異なり、耐久性と柔軟性に優れている」 との記述が目にとまりましたが

具体的にどんな感触なのか? 全く想像がつきませんでした…


先生のご好意で通常より30分早く開始された今回の勉強会、参加者全員が簡単な挨拶を

済ませてから以下の 材料キット を受け取りました。 キットの中身は…


a.骨格になる超厚紙
b.黒色韓紙
c.飾りの色韓紙
d.飾りの文様
e.リング
f.メドゥプ
g.飾りのラインストーン



講師 コ・ミンジュン先生
講師 コ・ミンジュン先生


先生はチェジュ島のご出身、幼い頃に日本へ移られたので日本語のネイティブですが

時折り易しい韓国語を交えての会話が自然で、且つ韓紙を操る細くて長い指先が美しく、

内容もさることながら視聴覚的にとても心地の良い授業でした。 手順は…


1. a.骨格になる超厚紙 を二つ折りにしてボンドで固定する
2. b.黒色韓紙 全体に刷毛で糊を塗り、1 を包むように貼る
3. 2 で余った部分を伸ばすようにして手でちぎり馴染ませる
4. 3 にもう1枚の b.黒色韓紙 を同様に貼り土台を完成させる
5. 4 に刷毛で糊を塗ってから c.飾りの色韓紙d.飾りの文様 を貼る
6. 5 に e.リングf.メドゥプ を先生に装着してもらう
7. 6 の糊を乾かし、g.飾りのラインストーン をボンドで貼る
8. 7 に水で薄めた糊を全体的に塗り、乾燥させて完成


記事のタイトル「濡らして伸ばしてふわっとちぎる」 韓紙工芸(ハンジコンイェ)の妙味

とは上記で下線を引いた 手順3 を指しており、体験した瞬間に耐久性と柔軟性に優れた

韓紙の素晴らしさや本質を知ることになりました!

1度覚えると何度でも味わいたい不思議な感触であり、たとえ日々忘却が進んだとしても

きっと 「手が覚えている」 ような気がします。


韓国文化院 教室内の様子
韓国文化院 教室内の様子

手順5 と 手順6 の過程 まだ糊が乾いていない状態で色が不鮮明 手順8 ほぼ完成だが一部の作品はまだ糊が完全に乾いていない
左:手順5 と 手順6 の過程 まだ糊が乾いていない状態で色が不鮮明
右:手順8 ほぼ完成だが一部の作品はまだ糊が完全に乾いていない


受講の感想

不器用な私には敷居の高いモノづくり、でも幅広く韓国文化に触れてみたい願望が勝り

思い切って参加し予想 (予定) 通り上手には出来ませんでしたが、先生をはじめ

幹事各位のお陰で楽しく有意義な勉強会になり感謝の気持ちでいっぱいです。

コ・ミンジュン先生の韓紙工芸は来春も開催が予定されていると幹事さんから伺い、

今回の教訓を生かして次回は堂々とお披露目出来る品を作りたいと意気込んでいます。

又、勉強会後の食事会 (韓国家庭料理 「仁寺洞」) も大盛況でした。

美味しい料理はもちろんのこと、参加者の方々から得る韓国関係の情報が新鮮で多彩、

今後に繋がるヒントが次々飛び出してくる玉手箱みたいです!



次回 韓国文化勉強会 のご案内
日 時 : 11月12日(土) 14:30~16:30
場 所 : 韓国文化院
内 容 : 講演会 「はじめのアンニョン! みるく 韓国を語る」(仮題)
講 師 : 漫画家・小説家  田島みるく 氏
連絡先 : kankokubunkabenkyokai@yahoo.co.jp までメールにてお問い合わせください。
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