188. テレビを観ない功罪

テレビをほとんど観なくなってからも家族で食事をする時は、ダイニングにあるテレビの

スイッチが入っているので、全く観ない訳ではなく垣間見ている感じです。

先日、会社から帰宅すると家にいるはずの両親が何故か留守で静まりかえっていたため

珍しく自分でスイッチを入れてみたところ、リモコンボタン 「1」 を押してもお目当ての

NHKにならず、苛立って手当たり次第ボタンを押し続けるとようやくお馴染みの池田達郎

アナウンサーと上條倫子アナウンサーが登場してほっとしました。でも何処を押してNHK

になったのか覚えておらず、また同じことがあれば同じ状況になることは必至です。


NHK 首都圏ネットワークより
NHK 首都圏ネットワークより


私が テレビを観なくなった経緯 は以前書きましたが、リモコン操作すら出来ないのは

少し情けないと反省していた折、偶然 YouTubeに 約30年前に放映された TBSの

6時間歴史ドラマ
の名場面がアップされているのを見つけ、思わず唸ってしまいました。

関ヶ原の合戦で西軍から東軍に寝返った小早川秀秋の軍勢に突撃された大谷吉継の

有名なシーンを、これまで幾人もの作家が書いた作品を繰り返し読んで私なりのイメージ

が出来あがっていました。義に厚く思慮深く先見性と判断力に優れた武将、ハンセン氏病、

盲目、石田三成との友情を重んじ負け戦を予感しながら輿に乗って参戦  etc



「三成、地獄で会おうぞ」大谷刑部の最期  by TSURUGI sub さま


俳優 高橋幸治さんの大谷刑部少輔吉継は、私が長年思い描いていたイメージそのもの、

外見的要因だけでなく話し方や動作、輿を担いでいる家臣の雰囲気までも…

わずか5分の動画でも完成度の高さが伺え、リアルタイムにデレビを観なかったことを

後悔しました。特筆に価するのは、友のため気の進まない戦に出て裏切られ攻め滅ぼされ

切腹する人とは思えない飄々さを病気とは無関係の人間性として浮かび上がらせている

高橋幸治さんの演技力です。テレビを観ない利点は、デレビの予定に左右されず時間を

有効に使えることですが、良質な番組を見逃して残念な思いをする時もあると気づき、

どちらが良いか簡単に決められる問題ではないと結論は先延ばしになりました。


現時点ではっきり結論が出せるのは、人間裏切るより裏切られたほうが良いということ、

大谷吉継の清々しい最期に対し、小早川秀秋の末路は悲惨なものでした。
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