176. 景福宮から浄土寺までの道 ②

~院趾洞(ウォンジドン)弥勒堂~

だいぶ間があいてしまいましたが、165. 景福宮から浄土寺までの道 ① の続きです。

地下鉄 「良才駅」 を過ぎ 「清渓山の入口」 の3キロ先にある 「院趾洞(弥勒堂)」は

正式名が 石造如来立像(ソクチョヨレイプサン)および石塔(ソクタプ) でソウル特別市

有形文化財第93号 に指定されている朝鮮時代の文化財です。

ソウルにある文化財を動画と日本語のテキストで説明している サイト を見つけたので

確認したところ周辺の様子も含めて詳しく紹介されており、この辺りは登り坂が続いて

大変かもしれないと想像していましたが、緩やかな感じに見えるので少し安心しました。


院趾洞(弥勒堂) 雪景色
院趾洞(弥勒堂) 雪景色


さて、弥勒仏 (ミロクプル) と呼ばれる石造如来立像 ですが… 

これまで漠然と抱いていた仏像のイメージからかけ離れており、ソウル国立中央博物館、

慶州国立博物館で観てきた、主に三国時代の仏像は繊細な美しさが際立っていたように

記憶していますが、この仏像からは全くその流れが感じられません。

1974年3月~75年12月までNHK放送開始50周年記念番組として放送された

大型番組 『未来への遺産』 を欠かさず観ていた私は、当時 「誰がどんな情念で」 と

いうサブタイトルが自分の中でマイブームとなっていたのですが、この 「弥勒仏」 の

動画を観た瞬間、忘れかけていた言葉を思い出しました。

誰がどんな情念で?

それでも、朝鮮時代から大切にされてきた何かしらの理由があるのだろうと思って

調べてみると、意外な 記述 を見つけました。


弥勒仏に真心を尽くして祈ると、仏像のおへそから口笛の音が聴こえてくると言われ、

人々は口笛の音を人の吉凶禍福を啓示するものだと信じていた。

その噂は広がり遥々訪れる人が絶えなかったが、日韓併合時代に入り日本の役人は

霊験あらたかな仏像を本国へ移そうと試みた。ところが何をしてもビクとも動かず

しまいには激しい雷雨に見舞われて逃げ帰った。後日、霊験を恐れた日本の警察が

仏像の腹をつつき、その時に霊力を失ったと信じられ現在に至っている。



4月1日、出発からおよそ23キロを過ぎやや疲れた状態で実際にご対面したら

また違った趣を発見出来るのかもしれないと楽しみにしています。

つづく
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