171. 光の人 と 闇の人

いつ頃からか全ての人間は2種類のタイプのいずれかだと感じるようになりました。

2種類のタイプの呼び方を限定するのは極めて困難ですがイメージとしては、

高級と低級、善と悪、明と暗、天使と悪魔、人のために生きる人と自分のために生きる人 etc


度々書いてきましたが人間の五感は千差万別なので、一般的には見えないものが

見える人もいれば、一般的には聴こえないものが聴こえる人もいます。

もちろん、その見えたり聴こえたりするもの全てが正しいとは限りませんので、

低級なものと波長が合ってしまえば、偽りの世界を見せられたり聴かされたり

している可能性も高く、そんな能力なら無い方がずっとマシです。


私自身はといえば、高級も低級も関係なく見ることも聴くことも出来ませんし、

人の心の中を読み取ることも出来ませんが、いつも近くで見守ってくださる方々の

助けによって五つの感覚が少し敏感になり一般的には 「第六感」 と呼ばれている部分

の感覚が多少発達して、上記2種類のタイプを見分けることが出来るようになりました。

それは私自身が自分の心といつも向き合って、心と言動と行動を一致させてきた結果でも

あると思っています。そして様々な言い方で呼んでいた2種類のタイプは、「光の人」 と

「闇の人」 が最も相応しい表現ではないかと現時点では感じており、宗教的・思想的

概念は皆無の至って単純明解な真実です。


さて、ここからが本題です。

2種類のタイプを 「光の人」 と 「闇の人」 に見分けられたからといって日常生活では

「光の人」 のみと関わって生きてゆくことは不可能です。

見分ける精度は自分でも信じられないくらい高く、「光の人」 のみと関わっていれば

例外なく元気で明るく幸せな気分でいられますが、会社などは避けて通れない典型的な

場所で、経営者から社員全員が1人残らず「光の人」 であるはずはありません。

私の会社は恵まれており、「光の人」 の割合が高く、一般からみれば居心地が良い職場

だと感謝していますが、それでも強烈な 「闇の人」 もいて、その人の言動に振り回されずに

いかに平常心でいられるかが日々の課題となっています。

人間は学んで成長するために生まれてきたのですから、実際 「闇の人」 と関わるのも

良い機会だと有り難く受け止めることが大切で、それをひとつひとつ乗り越えて行き

「もっと光輝く人」 になって、「闇の人」 を照らし 「光の人」 へと変貌してもらう手助けを

することが最終的な理想です。でも私には遥か彼方の理想であり、「光の人」 をもっと

幸せにすることは可能ですが、 「闇の人」 には疎ましく思われるばかりで、

どんなに誠意を尽くして真摯に向き合っても苦しい空回りの連続です。


「光の人」 は 「光の人」 に共感出来ますが、「闇の人」 は 「光の人」 が眩しくて

耐え難いものなのだと思います。それでも各々の段階 (闇の深さ) はそれぞれ違うので

「真っ暗闇の人」 と 「薄暗闇の人」 では光に対する眩しさにも雲泥の差があるでしょう。

「薄暗闇の人」 「洞窟の入り口付近で彷徨っている人」 が勇気を出してくれるのなら、

私は洞窟の入り口付近までは迎えに行くことが出来ます。


今から15年くらい前、マレーシア シパダン島にある 「Turtle Cavern ~ Tomb」 と

呼ばれる横穴の海底洞窟に潜ったことがあります。入り口が水深14メートルの浅い場所に

あるため準備しないで迷い込んだダイバーが何人も帰らぬ人となった、光が一切入らない

入り組んだ洞窟です。途中で難易度の高い 「Turtle Tomb」 に繋がっており、そこからは

1人のダイバーがようやく通れる狭さのトンネルが続き、ベテランガイトの案内付き

とはいえ、参加したことを後悔しながら進んで行きました。

あちらこちらに迷って抜け出せなくなった海亀、サメ、カジキ、イルカなどの死骸があり

狭いトンネルの天井が空気タンクに触れると付着したものが舞って視界がゼロになり、

恐怖におののきながら引き返すことも出来ず、一番奥まで辿り着きました。


暗闇にも少し慣れた帰路、ようやく洞窟の入り口付近まで戻れた時に突然現れた光を

一生忘れることはないでしょう! 闇の中から見る光は、光の中で見る光より美しく

鮮やかでした。そして洞窟から完全に出て中を覗き込んだら何も見えませんでした。


「光の人」 には 「闇の人」 がよく見えなくても、「闇の人」 から 「光の人」 は

鮮明に見えるので嫉妬心は憎しみへ変わり 「深い闇の人」 へと悪循環を繰り返す、

そんな闇の連鎖を引き起こす前に、洞窟の入り口付近で私を呼んでください。


そして最後に…

この拙い文章を、懐疑心を持ちながらも、さほど不愉快にもならず

最後まで読んでくださった方は、 「光の人」 だと確信します。
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