146. 1つの印象で相手を語らないことが友好への道

1つの印象で相手を語らないことが友好への道 は、小説家 佐川光晴 さんのエッセイ

「結婚のかたち」の最新作、このタイトルにぐっと引き付けられました。

韓国 延坪島に北朝鮮から数十発の砲弾が打ち込まれた問題から始まり、国家においても

個人においても、人間は自分(たち)を不利だと思い込みたがる傾向があり、相手(国)

に対する過度な警戒心が戦争や陰謀を生み出して来たと語っています。

数年前なら気にも留めない内容だったと思いますが、韓国映画「タイフーン」に出逢い、

韓流ファンになり、日韓草の根交流が人生の目的だと気づいた(思い込んだ)現在は、

臨場感を伴って重く心に響きましたので、最後の締めくくりをそのまま紹介します。


中国に対しても、北朝鮮に対しても、われわれは1つの映像や1つのフレーズによって

相手を固定化しない方がいい。

北京や平壌の巨大な広場で繰り広げられる軍事パレードや激烈な調子で語る

アナウンサーの口調にはほとほと辟易させられる。

それでも、ああした対外向けの示威行為の陰には普通の人々の暮らしがあるはずで、

そうした部分へアンテナを伸ばす努力を怠ってはならないだろう。

また、中国や北朝鮮からも日本を特定のフレーズで固定化されないように多面的な

交流を行ってゆくことでしか戦火は遠ざけられないのではないかと、私は思っている。



北朝鮮の報道番組にいつも登場するあの女性アナウンサーが、NHKのど自慢 的な

一般市民参加の歌番組で司会をしている映像を偶然観た時、柔らかい普通の喋り方

と緊張する参加者に向けられた優しい笑顔によって、彼女の別の一面を知りました。


1人の人が、自分以外の人の、別の一面を見出して、嫌いが好きに変わったら…

このことは 日韓草の根交流 においても原点であり、誰もが気持ちさえあれば

容易に出来る身近な 「社会貢献」 ではないでしょうか。


夜の旧ソウル駅
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