141. 不毛地帯と第5共和国

3年生で全ての単位修得が終わり、大手商社から内定通知も届いた韓国人留学生

Jさん(現在大学4年生)、普通なら現在は余裕綽々と遊んでいても良い時期ですが

一生懸命に勉強を続けているところが素晴らしいと思います。

最近は日本の小説を精力的に読んでいるとのこと、山崎豊子の 「不毛地帯」 が

特に印象深かったようで、ひとしきり山崎豊子作品の話題に花を咲かせ、ふと

思い立って 「瀬島龍三(不毛地帯の主人公モデル)と言えば、韓国MBC放送の

ドラマ 第5共和国 に登場していましたよ。観ましたか?」 とJさんに尋ねました。

私は自己紹介にもある通り、短い期間で一気に、俳優 イ・ジョンジェ 出演作品の

鑑賞可能なものを全て観ましたが、韓国ドラマ史上、最も熱く、最も奥深く、

最もダイナミックで、最もロマンチックな作品
 と言われている 「砂時計」 には

とても感動したものの 光州事件(5.18光州民主化運動) の描き方に曖昧な印象を

受けたので、釈然としない部分を埋め合わせするため 「第5共和国」 を観ました。

光州事件が第一の目的でしたが、ドラマは1979年に起きた 朴正煕大統領暗殺事件

から始まり、息を飲み手に汗握るストーリー展開、重厚感のあるセットや大迫力の

ロケ場面に圧倒され、現存する人物を実名で続々と登場させ、自国の近代史を

リアルに描こうとした制作者の姿勢に、韓国ドラマの底力のようなものを感じました。


Jさんは興味があったものの観る機会が無く 「ぜひ観たい」 とのこと、私のDVDを

お貸しし、長編なのでゆっくりと時間がある時に観てもらうことになりました。

周囲に観た人があまりいなくて、これほどの作品を観ないのは勿体無いことだと

思っていたので、まして韓国の方にこのドラマの感想を伺えるのは願ってもなく

いずれJさんの感想をこの場でお伝え出来れば、なお嬉しいです。


ちなみに 瀬島龍三 役は、イ・イルウン さんという韓国人俳優が演じています。

また蛇足ですが、Jさんは少年期に 「砂時計」 を観て イ・ジョンジェが演じた

ボディガードに憧れ、ホディガードになろうと思った時期もあったそうですが、

結局、陸軍の特殊部隊に入隊しました。光州事件の民主化要求デモ鎮圧の

ために投入された、まさにその部隊だったそうです。


MBC「第5共和国」(2005年)
MBC「第5共和国」(2005年)より


「不毛地帯と第5共和国」 と題しておきながら、無理やり 「砂時計」 の話題ですみません。

今日、イ・ジョンジェさんのファンミーティングが東京にて開催されるので、何となく意識が

そちらに行ってしまったのでしょう(笑)
関連記事
プロフィール
カテゴリ
管理人へのメールはこちら

初めての方は、送信される前に
カテゴリ「メールの返信について」を
ご一読くださいますようお願いします。


e-mail


メールは公開されません。

CalendArchive
CASIO-Calendar
QRコード
QR
template
・template サブカルシート HiRo
・background-image kaze-sora.com
・header-image JJGallery
リンク