116. 安東河回村 世界遺産登録記念 ~あの穴はなんだろう?~

2008年5月に 「韓国5つの世界遺産と名勝めぐりの旅」 というツアーに参加した時、

「安東河回村(アンドン ハフェマウル)」 も名勝のひとつとしてコースに入っていました。

この手のツアーは短い日程で多くの観光地を巡るものが多い中 「少人数でゆったり」が

売りだったので、特に楽しみにしていた 「安東河回村」 も時間をかけて散策出来ました。


安東河回村 風景
安東河回村 風景 (2008.5.28 撮影)


まるでタイムスリップしたかのような感覚が味わえる素朴でどこか懐かしさも漂う風景、

民家庭先のお休み処でふるまわれた、マッコリとトトリムッ(ドングリ粉のゼリー)は

絶妙な取り合わせで、マッタリとした気分が楽しめる最高のご馳走でした。

「いつまでもここに留まっていたい願望から、時がゆっくり流れているような錯覚を憶え

脱力して寛いでいたら、行く雲が少し急ぎ足だと気づいてふと我に返ると、マッコリに

微かに酔っていた何でもない出来事」 これがこの旅行のベストシーンです。


リュ・シォン生家 正門横の施し穴
リュ・シウォン生家 正門横の施し穴 (2008.5.28 撮影)


その後、案内された韓流スター リュ・シウォンの生家の前で、正門横の壁に見慣れない穴が

あることに気づきましたが、その時は小さいけれど郵便受けか何かだろうと思いながら、

一応カメラに収め、そのまま忘れていました。

最近になり 「あの穴はなんだろう?」 と急に思い立って調べたところ 「施し穴」 だとわかり、

現地でもっと詳しく聞いておけば良かったと今にして思います。

新羅から朝鮮時代まで、科挙の試験(官吏選抜)を受けるため、ソウルまでの旅を続ける

学者が旅の途中で困らないように、お金が入れられた施し穴だそうです。穴は子どもには

手が届かない高めの位置にあり、農夫の手が入らない大きさに作られていたと言います。

古くから根付いた助け合いの精神を清清しく思い、世界遺産に登録された安東河回村が

より多くの人々に愛され続け、末永く維持されることを願いました。
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